充実した1日を過ごすために、朝の時間を有効活用することはとても大切です。そうはいっても、出来ることなら1分でも長く寝たいと思う方も多いのではないでしょうか。その結果、いつも忙しくてバタバタしてしまいがちですね。
しかし、起床時にここでご紹介するストレッチをするだけで最高のスタートが切れるようになります。またダイエットを目指している人にも朝のストレッチは大変効果的です。2~3分で簡単にできるので、明日の朝からぜひ実践してみてください。
目次
1.朝ストレッチによるカラダへのメリット
朝ストレッチをすることで、目覚めが良くなり、気分も良くなります。
目覚めは、体内のストレスホルモンの影響や、外的なストレスによるものが多く、ほとんどの場合、朝起きたとき気分はあまり良いものではありません。また、朝の体温が低い人は寝起きがつらく、倦怠感を感じやすいです。目覚めのちょっとした時間を活用してストレッチをすることでこのつらさを解消することができます。
実際にうつ病などの気分障害とストレッチの関係性を調べた研究も多くあり、9人の被験者による実験では、ストレッチ運動によって気分が良くなったという結果が出ています。 参考:ストレッチ運動が気分と局所脳血流に与える効果
朝ストレッチをすることで、血流が良くなり体温上昇が期待できます。これにより、寝ている間に下がってしまった体温を上げることもでき、目覚めを助けることができます。また、ストレスを解消するなどカラダに良い効果をもたらします。
2.朝のストレッチはダイエットをサポートし、運動効果を高める
ダイエットのために運動やカロリー制限をしている人は、あわせて朝ストレッチを行うと、効果が高まります。起床後、朝食前に朝ストレッチと運動をすることでダイエット効果がアップします。
なぜならば、夕食で補給した糖質エネルギー(私たちの活動源)は睡眠中に消費されています。このことにより、体内では脂肪を分解してエネルギーへと変換しています。
起床直後、エネルギー不足のカラダは脂肪を分解してすぐにエネルギー変換しようとします。そこで朝に軽い運動をすることで、脂肪が分解されやすくなり、ダイエット効果が向上します。
その運動前にストレッチをすることで、血行を良くして脂肪分解しやすくする準備ができ、運動の効果を高めるのです。
ここでいう運動というのは、ランニングやウォーキングのような、心拍数に影響を与えるような運動のことです。
単にストレッチだけではダイエット効果はなかなか得られませんが、ストレッチに加えてウォーキングやランニングなどの有酸素運動を朝食前に取り入れるとダイエット効果を高めることができます。ぜひ実践してみてください。
3.布団の中でもできる簡単ストレッチ3選
気持ちよく起きられた日は、1日がとても充実して過ごせるように感じられます。その時間を実現するためにも、朝目覚めたらストレッチをしましょう。
今回ご紹介するストレッチでは、体幹部分をストレッチして血流を良くし、目覚めを良くする効果があります。特に広いスペースも使わずに、布団の中でもできるとても簡単なものです。毎日継続して行えるストレッチをお伝えするので、ぜひ日常生活の一部として活用してください。
3-1.わき腹・腰のストレッチ
目覚めたらまずは、体側部分のストレッチでカラダをスッキリさせていきましょう。寝起き直後なので、ゆっくり動きながらリラックスして行いましょう。
エクササイズ方法:
仰向けの状態から両手を胸の横まで広げます。
左足を伸ばした状態で右足の外側へ移動させます。
両肩が床から浮かないように注意しながら遠くへ足を伸ばすイメージでストレッチしましょう。
ポイントは自然な呼吸でカラダに力を入れないことです。リラックした状態で20~40秒を目安に行いましょう。
3-2.背中・腰のストレッチ
次に背中と腰を伸ばしていきます。少し窮屈な体勢を取るので無理をせずストレッチされているのを感じるようにしましょう。
エクササイズ方法:
気をつけの姿勢のまま仰向けで横になります。
手を床につけた状態で膝が顔の前にくるようなイメージで足を上げていきましょう。
つま先が床につくまで下げてしまうと、首に負担がかかるので、首に気を付けながら背中を伸ばしていきましょう。
自然な呼吸でカラダに無理な力を入れないようにして20~40秒を目安に行いましょう。
3-3.お腹のストレッチ
最後はお腹のストレッチです。
このストレッチでカラダを目覚めさせて1日の最高なスタートを切りましょう。
エクササイズ方法:
つま先を外側に向けてうつ伏せで横になります。
肩の横の床面に手をつき上半身を浮かせます。この時、おへその下あたりが床についているイメージです。
目線は天井を見てお腹のストレッチを感じましょう。
呼吸は止めずに20~40秒を目安に行います。
最後に
一連のストレッチを行ったら、最後はゆっくり自然な呼吸を繰り返しましょう。
呼吸が整ったらエクササイズ終了です。充実した1日を過ごしましょう。
また当ブログ記事仕事前はこれで完璧!朝オフィスで簡単肩こり解消ストレッチ5選では、朝始業前に出来る椅子に座って行えるストレッチを紹介しています。こちらもあわせて行うことでカラダを元気にしましょう!
4.ストレッチ後に効果を高めるためにやりたいこと
起き上がる前にストレッチを行い、カラダがすっきりして起き上がれた。ここでさらに効果を高めるために、深呼吸と背伸びを行いましょう。深呼吸は呼吸を整え全身をリラックスさせて1日を迎える準備を行います。
背伸びは全身を伸ばし、体内の血流を循環させることでさらにカラダをスッキリさせます。これにより気持ちよく1日のスタートを切ることができます。もし、朝起きた時にストレッチができなかった場合は、このふたつだけ行うだけでもカラダのスッキリ度が違うので、ぜひ試して効果を実感してください。
5.まとめ
朝のストレッチを行うことで、カラダだけでなく心もスッキリして、素晴らしい1日を始めることができます。
またダイエットをがんばっている人には、その効果を上げるためにぜひ行っていただきたいものです。
今回紹介したエクササイズをまずは1週間試してみてください。継続的に行うことでより効果が出てくるので、ぜひ日常生活の一部として行い、有意義な一日を過ごしましょう。
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