体幹トレーニングの効果を上げるために、ストレッチポールを活用してみませんか?
ストレッチポールの役割は、カラダのケアだけではありません。体幹トレーニングのツールとして、皆さんのダイエットプログラムやスポーツパフォーマンスを向上させるために、たいへん効果的です。
ここではストレッチポールと体幹トレーニングの関わりについてお話しします。ツールなしで行うよりも、非常に効果のある1週間のエクササイズメニューもご紹介しますので、ぜひお試しください。
ストレッチポール®は㈱LPNの登録商標(第4666450号)です。正規品は公式LPNショップにて、またAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでも正規品をお買い求め頂けます。
この記事は石塚利光が監修しました。 日本コアコンディショニング協会コアコンディショニングリサーチディレクター/東京大学女子バレーボール部トレーナー/米国公認アスレティックトレーナー (BOC-ATC) /日本トレーニング指導者協会・認定上級トレーニング指導者(JATI-AATI)/ペンシルベニア州立カルフォルニア大学卒業/前・福岡大学助教/訳書「アスレティックボディ・イン・バランス」(Gray Cook著) |
1.体幹トレーニングの効果が飛躍的に上がる
体幹トレーニングを継続するうちに「少し物足りないなー」と感じるようになります。これは体幹が鍛えられてきた証拠で、トレーニングの負荷を高くすることで、さらに強い体幹を手に入れることができます。(負荷を変えずにやっていても、いずれ効果が得られなくなります。)
そして、より強い体幹を手に入れるためにバランストレーニングは不可欠です。まずは、手や足を床面から持ち上げてバランスを崩してみましょう。しかし、ツールを活用すれば、より速く効果的に体幹を鍛えることができます。
そこで、私たちが自信を持ってオススメするのがストレッチポールです。円柱状の形は、転がることで体幹部を不安定にさせ運動強度を上げることができるだけでなく、あらゆるスポーツで不可欠な、軸作りの意識を持たせることができます。動く方向に一定の制限があるため安全にトレーニングをすすめることができます。
その意味で、ストレッチポールは、体幹トレーニングツールの第一歩として、ぜひご用意いただきたいエクササイズツールなのです。
2.ストレッチポール活用体幹トレーニング1週間メニュー
ここではストレッチポールを活用した1週間体幹トレーニングプログラムをご紹介します。1日1つのエクササイズをご紹介して行きますので、隙間時間を活用して挑戦してみてください。プログラム構成は1日ごとに少しずつ強度が高くなるように設定しています。
■1日目 ストレッチポールプランク
腹直筋とお腹の横にコルセットのようにつながている腹横筋を鍛えるトレーニングです。
ストレッチポール上に足を置くことで体幹部を不安定にし、体幹部を鍛えていきます。
エクササイズ方法:
腕立て伏せの姿勢から、肩の下に肘が来るようにして床につき、頭からおしりまでが一直線になるようにして姿勢をとります。肩や腕に力が入らないようにしてお腹を引き締めた状態で姿勢保持をします。
30秒3セット行いましょう。
■2日目 ストレッチポールヒップリフト
おしりと脊柱起立筋を鍛えるエクササイズです。バランスを保つためにおしりの筋肉も活用しています。腹横筋を意識して安定させるとより効果的です。
エクササイズ方法:
ストレッチポールの上に足を乗せ仰向けになります。膝を90度に曲げ、膝から鎖骨までがまっすぐになるようにおしりを床から持ち上げます。カラダが捻じれたり、おしりが落ちたりしないように注意して行いましょう。
10回3セット行いましょう。
■3日目 ストレッチポールサイドエルボーブリッジ
腹斜筋と腹横筋を鍛えるエクササイズです。左右行うことで両側のお腹を別々に鍛えることができ、ウエストシェイプに効果的です。
エクササイズ方法:
ストレッチポールの上に両足を乗せ、横向きで床に寝ます。肩からくるぶしまで一直線になるように姿勢を作り、肩の下に肘が来るようにして床に置きます。足をストレッチポールの上に、肘を床につけ、カラダを持ち上げましょう。カラダが捻じれないように注意して姿勢を保持しましょう。
30秒3セット行いましょう。
■4日目 ストレッチポールバックプランク
腹横筋と脊柱起立筋を鍛えるエクササイズです。動きが少ないエクササイズなので、腰が反りすぎないように、おしりが上がりすぎないように、姿勢を保持出来るように体幹部の安定を目指しましょう。
エクササイズ方法:
足を伸ばしておしりと肘を床につけます。肘を90度に曲げ肩の真下に肘をつきストレッチポールにかかとをのせたらおしりを床からあげましょう。鎖骨から足首までが一直線になるように姿勢を安定させて体幹を強化していきましょう。
30秒3セット行いましょう。
■5日目 ストレッチポールフロントローリング
腹直筋を鍛えるエクササイズです。腕立て伏せの姿勢で行うエクササイズなので、姿勢保持に腹横筋など体幹部を強化することも狙えるトレーニングです。引き上げる時に息を止めないように注意して行うことがポイントです。ストレッチポールにつま先を置いて行います。
エクササイズ方法:
ストレッチポールの上に両足を乗せ、腕立て伏せの姿勢をとります。膝を曲げながら背中を丸め、ストレッチポールを引き寄せましょう。膝が肘につくようなイメージで引くと引きやすいでしょう。引き寄せたら元の姿勢に戻ります。この動作を繰り返し行います。
10回3セットを行いましょう。
■6日目 ストレッチポールツイストブリッジ
動きの中から体幹部を安定させるエクササイズです。ストレッチポールでバランスを崩し強度を高めています。体幹部が崩れないように動きをコントロールするため腹斜筋や腹横筋などウエスト周りの筋肉を鍛えることができます。
エクササイズ方法:
ストレッチポールの上につま先を乗せ、腕立て伏せの姿勢で片脚を浮かせます。膝を曲げ足首を内側に入れ反対側の手と足の間に滑り込ませます。この時極力脚が床につかないように意識し、体幹部を安定させましょう。
左右10回3セット行いましょう。
■7日目 ストレッチポールダイアゴナル
腹横筋と腹斜筋を鍛えるエクササイズです。左右対角の手と足を持ち上げるので、バランスを崩さないように体幹部の安定を目指しましょう。ストレッチポールに片脚を乗せた状態で姿勢をキープするので床面に何もないことを確認してから行いましょう。
エクササイズ方法:
ストレッチポールの上につま先を乗せ、腕立て伏せの姿勢をとります。肩の下に手をつき、頭からおしりまでが一直線になるように伸ばします。対角の手足を伸ばして持ち上げ一直進の姿勢を保持しましょう。
1回3秒間のキープをはさみ、左右10回3セット行いましょう。
ストレッチポールを活用した体幹トレーニングは他にもあります。当ブログ体幹トレーニング50選!初心者〜上級者の1週間メニューをご覧ください。
ストレッチポール®は㈱LPNの登録商標(第4666450号)です。正規品は公式LPNショップにて、またAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでも正規品をお買い求め頂けます。
3.他ツールでは得られないストレッチポールだけのメリットがある
バランストレーニングはストレッチポールではなくてもいいのでは?と感じる方もいらっしゃると思います。事実、ストレッチポールの他にもバランス系のエクササイズツールが多く開発されています。
しかし、ストレッチポールのメリットは、体幹トレーニングのサポートだけにとどまりません。以下のような独自のポイントがあります。
・練習前のウォーミングアップに活用できる
・疲労回復を進めるリラクゼーションエクササイズができる
・不良姿勢を本来の正常な姿勢に戻すエクササイズができる
・ストレッチの効果を高める
・セルフマッサージ(筋膜リリース)ができる
・立て掛けることで他のツール(バランスボール等)と比べ保管スペースが小さくて済む。
・独自の素材により、経年劣化がほとんどなく、屋外で活用しても形状の変化がないタフさがある
これらの点から、大変コストパフォーマンスが高いツールと言うことができ、
発売以来13年間、一般の方からトップアスリートまでのべ100万人以上の方に愛用されております。
また、睡眠の質改善にもストレッチポールは効果的との声も多くいただいております。睡眠とストレッチポールの関連性については別記事ストレッチポールが睡眠の質改善に効果的な理由をご参照ください。
このようなストレッチポールをぜひご用意頂き、いろいろなシーンで活用頂ければ幸いです。
4.まとめ
以上の点より、ストレッチポールは体幹トレーニングを行う上で最も有効的なツールのひとつといえるでしょう。様々な用途で活用できるので、ぜひご自身の生活の一部としてご活用ください。
ストレッチポールを活用した体幹トレーニングでぜひ強い体幹を手に入れましょう。
また、ストレッチポールについて興味をもって頂いた方のために「買う前に知りたいストレッチポール®の口コミ・ニーズ別全まとめ」を執筆しました。興味がありましたらそちらも併せてどうぞご覧ください。
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